【18】方針展開
【18】指揮者に勧められ客席から演奏を聴いたクラリネット奏者は、そのとき初めて音楽を聴いた。その後、上手く吹くことを超え音楽を創造するようになった。仕事のやり方を変えたのではない。意味を加えたのだ。 Part2先の投稿で書いた「一歩引いて組織全体を視野に捕らえ、 どう方向付けをするかを考えることです。」...
View Article【19】フォローをする
【19】指揮者に勧められ客席から演奏を聴いたクラリネット奏者は、そのとき初めて音楽を聴いた。その後、上手く吹くことを超え音楽を創造するようになった。仕事のやり方を変えたのではない。意味を加えたのだ。 Part3方針展開をして最終的に作業者に指示が出ても必ず実行され効果を上げるとは限りません。 現場の管理者で成果を上げられないケースとして 良く見るのが次のケースです。...
View Article【20】効率と能率
【20】効率とは物事を正しく行うことであり、効果とは正しい事を行うことである。 Part1 仕事の現場では製造であろうと事務であろうと効率を求めます。 トヨタ生産方式とは、とことん効率を追求したものです。 私は工程改善を良くやりましたが、多くの人が間違える初歩的なミスに“効率”と“能率”をごちゃ混ぜにしてしまうことがあります。 a....
View Article【21】ラインを見るポイントとバラツキ
【21】効率とは物事を正しく行うことであり、 効果とは正しい事を行うことである。 Part2Part1でご紹介したモデルラインは以下のようで、仮に各工程の処理能力を以下の通りだとします。 第一工程 → 第二工程 → 新しい機械 → 第四工程 →完成 処理能力 80 70 100 80...
View Article【22】改善の方法はそれ程多くない
【22】仕事や成果を大幅に改善するための唯一の方法は、成果を上げるための能力を向上させることである。いかに努力したとしても、能力と知識の向上に関しては、大幅な期待をすることはできない。現在の人間をもって、組織をマネジメントしなければならない。 職場の改善をする方法は大きく分けると次の4つです。 ①自動化、②組合せを変える、③教育、④新技術の導入...
View Article【23】貴方のためだけ
【23】上得意の顧客に、「我が社は御社に対して 他社ができない仕事をしているか」を聞くべきだ。ヒントは得られる。 ある部品メーカーで 特注品ばかりを作って50年以上も続いている会社があります。 顧客から、“こういう物が欲しいんだが、あるか。作ってくれるか。” との相談に応じてきた結果です。 特注品を無理を言って作ってもらった訳ですから...
View Article【24】老後の生き方
【24】できることが仕事だけというのは問題である。 知識労働者たる者は、地域でのボランティア、地元のオーケストラ等 への参加、町の公職等、仕事以外への関心を育てておくべきだ。それが貢献と自己実現の場を与えてくれる。 仕事のみで今まで生きて来た私には恥ずかしいばかりです。 普段、弁護士、公認会計士、税理士との接触が多く 「先生方は定年がなくて良いですね。」...
View Article【25】課題管理①
【25】戦略上の意志決定で問うべき問題は、 「明日何をなすか」ではなく 「不確実な明日のため今日何をなすべきか」である。 Part1 難しい表現で良く分かりませんが、 今日は明日のためにあり、今日やることが明日やることにつながっていないといけない ということではないでしょうか。...
View Article【27】現実を受け入れることから始まる
【27】我々は未来を語る前に現実を知らなければならない。 なぜなら常に現実からスタートするからだ。 会社でも個人でも失敗をしたとき、現実を受け入れることをしない、現実から目を背けることがあります。その現実が不都合なため、その現実から逃避したいのです。経営者が会社に損害を与えたとき、「そんなはずはない。俺はちゃんとやった。」 子どもが悪さをしたとき親は、 「うちの子に限って・・・。」...
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